◆開催報告

◆このイベントを【きっかけ】に

震災の影響もあり、沿岸地はますます人口の減少に拍車がかかりました。
気仙沼は他の地方と同じく、過疎化が進んでいます。

そんな中で、沿岸地で生まれ育った人が
「自分が生まれた町にはこんなに楽しい祭りがあるんだよ！」
って自慢できる音楽のお祭りを作りたかったんです。

地元で有名なサンマ祭りと音楽イベントを融合することで

　「今まで気仙沼や三陸海岸に縁も所縁も無かった人、
　　　　　　　　　　興味がなかった人など多くの人が足を運んでくれる」

　「気仙沼や沿岸地から外に出た人が、サンマフェスのために帰ってくる」

　「沿岸地出身のバンドマンやアーティストが、
　　　　　サンマフェスに出たいと思ってくれる」

　「地元の学生がサンマフェスに出るのを目標としてくれる」

このような人が一人でもいれば！

いまだに復旧には程遠い三陸海岸のこれから先の未来を、
「復旧」「復興」「発展」の軌跡を一緒に見続けて欲しい

サンマフェスは【きっかけ】を作りたいんです。

◆思いをつないでいく

東日本大震災から3年が経ちました。
あの震災が起こった当時、私たちは様々なことを感じたと思います。

たとえば、

• 「1人では何もできない無力感」
• 「他人を思いやる心」
• 「人のために何かできることはないか」
• 「家族や友人などの大切な繋がり」
• 「今の平和な暮らしが当たり前では無いということ」

等々…

私たちには東日本大震災で感じたこのような思いを
次世代へ伝え続ける必要・責任があります。

【思いを全国・全世界に発信し続けること】

これがこのイベントの目的であり使命だと思っています。

私たち実行委員会は、音楽が好きです。

音楽に助けられ、音楽と共に毎日の生活を送り、
音楽で幸せを感じることができました。

そんな大好きな音楽で楽しいことがしたかったんです。

• 「”音楽の力”を通して一緒に楽しみたい」
• 「三陸のおいしい郷土料理を食べて欲しい」
• 「三陸の復興の今を見て欲しい 」

そんな、一人一人の思いがたくさん詰まっているのが

『気仙沼サンマフェスティバル』

なのです。